医薬品のネット販売で腎不全、刺激薬による副作用

これまで一般用医薬品のネット販売は第3類のみ認められていましたが、今では第1類、第2類も認められています。
ほとんどの第1類医薬品は、従来は医師の診察と処方箋が必要な薬ですが、発売されてから一定程度の期間が経過して副作用のリスクと安全性を勘案した際に、医師の処方箋無しでも安全性が上回る医薬品と国が認めた薬です。ただし副作用のリスクは有りますので、販売する際には薬剤師が医薬品に関する情報提供をすることを義務付けられていますし、ネット販売においても使用者の状態確認、個別の情報提供、提供した情報を理解したかの確認が必要となっています。
第1類医薬品に分類される代表的な医薬品としてロキソニン、ガスター10などが有ります。ロキソニンなどの消炎鎮痛剤の添付文書には使用禁忌として、「重篤な腎障害のある患者は急性腎不全、ネフローゼ症候群等の副作用を発現することがある」との記載があります。ロキソニンにはその他にも消化性潰瘍などの副作用も有りますので注意が必要です。痛み止めの効果も高く、病院でも今でも非常によく処方されている薬ですので重宝しますが、出来れば胃の粘膜を保護する薬剤と一緒に飲んだほうが良いと思います。
その他に、高血圧、心臓病、甲状腺機能障害、糖尿病の疾患を持っている方が気を付けなければならないのが「プソイドエフェドリン塩酸塩」という成分を含む鼻炎薬です。「プソイドエフェドリン」は交感神経を刺激して興奮を起こし、血圧を上げ、心機能を亢進させます。コンタック、コルゲンコーワ、パブロンなど第2類医薬品に指定される薬に配合されています(プソイドエフェドリンが入ってない種類も有るので注意が必要です)
今回上げた薬以外にも、併用に注意が必要な薬は沢山有ります。自己判断は危険ですので、ネット販売を行っているサイトできちんと相談出来る体制が整っているか確認してセルフメディケーションを行っていきましょう。